月別アーカイブ: 6月 2015

芸術で精神に働きかける「アートセラピー」

先日の休けい時間に、正木初美院長から「堀 文子【一所不住・旅】展」(4月18日~6月7日)を訪れた際に、兵庫県立美術館で撮影したという写真を見せてもらいました。

「『一所不住・旅』……同じ生活に慣れ、感性のにぶるのを恐れ、安住を避け、常に新鮮な驚きと感動を求めて旅に出る……。80歳を過ぎてからの作品にもみずみずしさを感じ、感動しました。私もそのように歳を重ねていきたいと思い、芸術のパワーを感じました。

芸術を用いて精神状態に働きかける心理療法の一つに『芸術療法(アートセラピー)』があります。絵画や粘土細工、陶芸、写真、書道など方法はさまざまです。認知症のリハビリテーションの場でもよく用いられています。

最近では、認知症のリハビリテーションの場でよく用いられるようです。

芸術で精神に働きかける「アートセラピー」

アートセラピーは、言葉では説明できない心の世界や感情を、自分の好みの芸術活動を通じて表現します。感情を開放して不安を改善し、メンタル面の安定につながると言われています。

私は気持ちが少し落ち込んだときや集中力が欠けていると感じたときに、絵を描きます。風景や家族の顔など、描きたい対象を思い出す、どこにどんな色を塗るか考える、仕上がった絵で誰かとコミュニケーションをはかるなど、絵を描くことは心を落ち着かせて脳に刺激を与えると実感しています」

正木院長の話を聞きながら、絵を描いてみたくなりました。「上手下手ではない、絵を描くことに意味がある活動」(正木院長)だということです。

↑正木院長撮影の堀文子展の写真より。本イベントは終了しています。

↑正木院長撮影の堀文子展の写真より。本イベントは終了しています。

すっきり目覚められないときに。
毎朝1分の簡単目覚ましストレッチ

夏本番が近付き、寝苦しい夜が続くと、「なかなか起きられず、朝がつらい。だらだら二度寝、三度寝をする」という患者さまの声をお聞きします。

そこで、すっきり起き上がるための「目覚ましストレッチ法」をご紹介します。

ストレッチについて、正木初美院長はこう説明します。
「筋肉や関節の柔軟性を高めるための運動なので、無理なく実践することができます。

筋肉や関節の疾患の治療やリハビリだけではなく、ケガを予防するための準備運動や運動後のクーリングダウンとして活用されています。

また、仕事や作業で同じ姿勢を取り続ける人は、緊張した筋肉を伸ばすことによって血流を促し、疲労回復やリラックスができます」

正木院長直伝の寝たまま行う「目覚ましストレッチ法」は次の通りです。

1 両手両足を気持ち良いと感じる程度まで、しっかりと伸ばします。

2 両手で、曲げた右足を抱え、できるだけ胸に近付けます。左足も同様に。

3 垂直に曲げた右足の太ももを、左手で押さえながら、体の左側に倒します。両肩がなるべく床から離れないようにしましょう。左足も同様に。

4 両手で両ひざを抱え、体を丸めます。おへそを見るように意識してください。

「それぞれ10秒数えながら、無理をせず、痛くない程度に伸ばしましょう。このとき、呼吸を止めず、ゆっくりと深呼吸をしましょう」(正木院長)

全行程を1分ですることができます。体の伸びを感じながら行うと気持ち良く、目がすっきりとさえます。ぜひ、実践なさってください。

↑5月にクリニックで配付した「正木クリニック健康レター」にて、「ストレッチ法」について取り上げました。好評でしたのでここでもお届けします。ご参考ください。(クリックすると拡大します)

↑5月にクリニックで配付した「正木クリニック健康レター」にて、「ストレッチ法」について取り上げました。好評でしたのでここでもお届けします。ご参考ください。(クリックすると拡大します)

正木初美院長がバラエティ番組
「おはよう朝日です」に出演しました!

6月16日火曜、同番組(朝日放送 6時45分~8時 近畿広域圏で放送)された同番組の『けさのクローズアップ』というコーナーに、正木院長がVTRで登場しました。

テーマは、
「病気に負けないカラダを作る 体温を上げて免疫力アップ!」

正木初美院長がバラエティ番組 「おはよう朝日です」に出演しました!

冒頭で、「体温が1度下がると、免疫力が30%落ちるとも言われています。病気に負けないよう免疫を作るとは、体温を上げることなんです」と話す正木院長。

続いて、
「『体温』と『免疫』はどんな関係があるの?」、「体温を上げるためにはどうすればいい?」との疑問について、正木院長が解説しました。

正木院長はまず、「体温が下がる原因」について次の3つを挙げます。

1 )運動不足
体温は主に筋肉が作り出します。筋肉を使うことが少なくなると、体温が下がる原因の一つとなります。

2 )食べ過ぎ
食べた物を消化吸収するために、血液が胃腸に流れます。食べ過ぎると筋肉に届く血液の量が減少するため、筋肉で体温を作ることができにくくなります。腹八分目が大切です。

3 )クーラーや扇風機のあたり過ぎ

↑体温と免疫力の関係について話す、リポーターの仲みゆきさん(左)と正木院長。

↑体温と免疫力の関係について話す、リポーターの仲みゆきさん(左)と正木院長。

さらに、免疫力が低下する理由について、説明が進みます。

「1つめは、『体温が下がると血液の流れが悪くなる』からです。血液の流れが悪くなると白血球が体の隅々まで行きわたらない、ということです。

2つめは、『体温が下がると酵素(こうそ)の活性が落ちる』からです。酵素は食べた物を消化分解する、体を動かすときの代謝などで活躍します。体温が下がると、酵素はうまく機能しません」(正木院長)

最後に正木院長は、体温を上げる方法として、「スクワット」と、「朝と寝る前にコップ1杯の白湯(さゆ)を飲む」ことを紹介しました。

↑仲さんと「スクワット」を実践する正木院長。「筋肉の約70%が腰から下の下半身にあると言われています。下半身を使う運動が効果的です。きついと思うより少し多い回数を行いましょう」(正木院長)

↑仲さんと「スクワット」を実践する正木院長。「筋肉の約70%が腰から下の下半身にあると言われています。下半身を使う運動が効果的です。きついと思うより少し多い回数を行いましょう」(正木院長)

今回の出演にあたり、院長はこう申しております。

「通院中の患者さまから

『先生がテレビに出てきて、なんかうれしかった〜』、
『わかりやすくて良かったよ』

など、言葉をいただき感謝しています。

また、他府県に引っ越しされた患者さまから、

『おは朝を見てたら先生が出てこられて、懐かしくてうれしかったです』

とお電話をいただき、私の方がうれしくなりました。

番組をご覧くださった皆さま、ありがとうございました。

これから夏に向かって、冷房や冷たいものを飲んだり食べることも多くなりますが、体温を下げ過ぎないように気をつけてくださいね。元気に夏を乗り切りましょう‼︎」

屋外と室内の温度差が大きくなりやすい夏本番に向けて、体温アップで免疫力を高めて体調を崩さないようにしたいものです。

6月16日火曜の朝、正木初美院長が
バラエティ番組『おはよう朝日です』に出演!

正木院長が、関西の朝の人気番組おはよう朝日です』(朝日放送。月曜〜金曜 6:45〜8:00 近畿地区と徳島県で放送)から取材を受けました。

明日6月16日火曜の7時35分ごろから、同番組の『けさのクローズアップ』というコーナーに登場、8分〜10分ほど放送される予定です。

テーマは、当日に変更の可能性はありますが、「体温と免疫」についてです。リポーターの仲みゆきさんが当クリニックまでお越しになり、取材してくださいました。

↑正木院長(左)と仲さん(右)です。

↑正木院長(左)と仲さん(右)です。

正木院長は、「少し恥ずかしいですが、お時間があればご覧いただけたらうれしいです」と申しております。

ぜひご覧ください!

ダイエットの味方!? イカの健康パワーとは

「6月1日、北海道南のスルメイカ漁が解禁」というニュースを耳にしました。管理栄養士から、イカはダイエットにお勧めの食材の一つと聞きましたが、その働きについて正木初美院長に聞いてみました。

ダイエットの味方!? イカの健康パワーとは

「例えば、スルメイカは100グラムあたり88キロカロリーです。

同量のほかの食材と比較すると……。
・牛バラ肉は450キロカロリー
・マグロのトロは345キロカロリー
・塩鮭は200キロカロリー
・ごはんは168キロカロリー
違いは一目瞭然です。

なかでもイカは、筋肉や血液などの体を作る主要な成分のタンパク質が多く含まれているので、ダイエットに向く食材の一つと言えるでしょう。

さらに、アミノ酸の一種のタウリンが豊富なことも特徴です。タウリンはコレステロールを消費して、消化器内で吸収されるのを抑えます。また、心臓や肝臓の機能を高める、視力の回復、高血圧の予防など、さまざまな働きが期待できるとされています。

ほかに、抗酸化ビタミンと呼ばれるビタミンAやビタミンEが多く含まれています。抗酸化作用は、老化や免疫機能の低下などを抑えるとされています。

私は、イカのイタリア料理風炒め物をよく作ります。フライパンにオリーブオイル少々、にんにく1かけらのみじん切りを入れて炒めます。少しにんにくの香りが出てきたら、適当な大きさに切ったイカを炒めます。トマト1玉を一口大に切って加え、塩、コショウで味を整えて、最後にバジルを入れて火を止めると完成です。とても簡単で白ワインとも合い、おいしいですよ」

ダイエット中にこそ、低カロリーで高タンパク質なイカは積極的に取りたいものです。

汗のにおいを防ぐ食事とは?
汗の疑問を解決(4)

クリニックのスタッフが正木初美院長へ、
「汗のにおいが気になるのですが、原因は何が考えられるでしょうか? やわらげる方法はありますか?」と質問したところ、「食事によるかも」とのお返事が。

せっかくアドバイスをいただけたので、ここで、正木院長直伝の汗のにおいケア法についてお伝えします。

汗のにおいを防ぐ食事とは? 汗の疑問を解決(4)

「食べた物は、腸で分解されるときににおいが発生します。においの成分は、便やおならとなって排出されるだけでなく、水分とともに血液から体に吸収されます。

大部分は肝臓で無臭化されますが、しきれなかった残りの成分は体内を巡って、口臭や体臭として放出されます」と正木院長。

特ににおいを発生しやすい食べ物があるのでしょうか。

動物性タンパク質や脂質を多く含む肉や乳製品は、体臭を強めます。

動物性タンパク質がエネルギーに変わるときは、ほかの栄養素に比べて多くの熱が発生します。すると、体温が上がって汗が出やすくなり、汗のにおいが気になることがあるんです」(正木院長)

では、汗のにおいを抑える食材はあるのでしょうか。

「ビタミンEやβ(ベータ)-カロテンなど、抗酸化作用のある食品です。抗酸化物質には体内の脂質の酸化を防いで体を守る働きがあります。

ビタミンEは、アーモンドやヘーゼルナッツなどのナッツ類かぼちゃやアスパラガスなど緑黄色野菜に多く含まれています。

β(ベータ)-カロテンは、にんじんやほうれん草、ピーマンなどの緑黄色野菜、かんきつ類やスイカなどの果物に多く含まれます。

また、ビタミンB2は、レバー、うなぎ、卵、納豆などに多く含まれる栄養素で、脂質やタンパク質をエネルギーにする『代謝』という働きを支えます。活発に活動してエネルギーをたくさん消費する人ほど、たくさん必要になります。

いずれも『野菜を食べる』ことが、におい予防につながるといえます。厚生労働省の食事バランスガイドでは、『野菜類を1日350g以上食べましょう』と目標が掲げられています。

野菜を多く食べることは、体臭を抑えるだけでなく、脳卒中や心臓病、ある種のがんにかかる確率を低下させます。

私は、お肉を食べるとき、お肉の倍の量を目安に、野菜を多目に食べることを心がけています」

肉料理に野菜の付け合わせが欠かせないのは、栄養面に加えて、におい予防にも関係するのかもしれません。この夏は意識して野菜を食べようと思います。