日別アーカイブ: 2015年5月30日

大量に寝汗をかくのは大病かも!?
汗の疑問を解決(3)

街には半袖で歩く人が増え、汗が気になる時期の到来です。5月15日金曜投稿分から、「汗の疑問」について、連載でお届けしています。

25日月曜投稿の45歳女性の事例に続き、本日は、大量の寝汗や突然汗かきになるケースで考えられる病気について、正木院長が解説します。

大量に寝汗をかくのは大病かも!? 汗の疑問を解決(3)

事例2 寝汗を大量にかく (37歳/男性) の場合

白血病や悪性リンパ腫などの血液の病気や結核の可能性もあります。いずれも性別に関係なく発症する病気です。

37度前後の微熱が続くので、寝ている間に大量の汗をかきます。ミネラル分の多いベタつく汗を、例えば途中で起きて着替えが必要なほどたくさんかくことが特徴です」(正木院長)

事例3 突然、大量の汗っかきになった (30歳/女性) の場合

甲状腺(こうじょうせん)機能亢進(こうしん)症の可能性もあります。代表的なものはバセドウ病です。

血液中の甲状腺ホルモンが過剰に分泌される病気で、20・30代の女性に多く見られますが、年齢や性別に関係なく発症します。

甲状腺ホルモンは体中の代謝を促進する働きがあるので、全身に多量の汗をかきます。また、疲れやすい、動悸(どうき)がする、しっかり食べているのに体重が減少する、イライラするなどの症状が現れます」(正木院長)

さらに正木院長は、こう伝えます。

「いずれも、違和感のある汗のかき方が一週間以上続く、またほかに気になる症状もあるときは、かかりつけ医に早めに相談しましょう。たかが汗ぐらいで……、と放っておくと、思わぬ病気が隠されていることがあります。問診や検査で原因を調べて治療することができます」

次回は、「汗のにおいを予防する食事法」についてご紹介する予定です。